令和になって2月に3連休が出来たので、今回は少しでも南に行けば暖かいのではないかと思い、和歌山の最南端にある潮岬までバイクパッキングスタイルでキャンプへと出かけて行きました。
とはいえ、和歌山の最南端ともなると大阪市内からでも200km越える距離。流石にキャンプ道具フル装備のMTBで走れる距離ではないと考え、電車で行こうとも思ったのですが、こちらも乗り継ぎなどを含めるとかなり時間が掛かる。それならばと、車に載せてそこから自転車でキャンプ場を目指すスタイルにしてみました。
自宅を朝の6:30に出発したのに、道の駅すさみには9:00前に着いてしまいました。そこで「どっちなん?」のお出迎えを受けたのですが、正直、それよりレストランがまだ空いてないという現実の方がショックでした。
そこから、道の駅くしもと 橋杭岩へと国道42号線をのんびりドライブするのですが、結構直ぐに到着してしまいました。朝には遅く、昼には早い時間帯なのでコンビニでブランチと洒落込み橋杭岩を堪能しますが、それも無理があります。なんせ、1人なので。仕方がないので装備を整え、いざ出発です。
潮岬望楼の芝キャンプ場までは距離にして約7km。前回の片道約100kmからすると正しく「あっ」という間に到着してしまいました。時間にすると20分位でしょうか?自分でも余りにも自転車に乗ってる時間が短いので少し自問自答してしまいました。
そうは言ってもキャンプ場には既に多くのキャンパー達がテントを張っています。自分もめぼしい位置を陣取り、設営を開始です。5分も掛からず設営が完了してしまいました。そして、する事がないのでとりあえずは観光です。なんと言ってもここは本州最南端。
余りに暇なのでセルフィーしてみました。キャンプ場にはソロキャンパーもチラホラいるのですが、石碑の周りなどは家族連れやカップルやグループで一杯です。別に寂しくはないですよ、念のために・・・。ブラブラするのも飽きたので、一度テントに戻るとなんとエアマットの2枚のうちの1枚がエア漏れです。これは由々しき事態です。夏ならば諦めて鞄に足を突っ込むとかするのですが、今は冬です。地面からの冷気が容赦ないです。
そして、こんな時は車で来てたのがありがたいと感じる時です。車には予備のマットが積んであるのです。今回は運よくテントの横には椅子とテーブルがあったので、ついでに車に運んでしまおうと。更に風がものすごく強く焚き火の代わりになるかと思いバイオライト や椅子がわりのハンモックも"d.o.m."の<Gorilla Cage & Gorilla Bag>に入れて持って来たのですが、出番がなさそうだったのでこれも車に運びます。
途中、潮岬の灯台に寄ったりしましたが、直ぐに道の駅へと着いてしまいました。
今回ももちろんバッグ類はWohoのThe X-Touringシリーズです。今回は冬装備が必要なのでこれとは別に35Lのバックパックも背負ってます。夕方ともなると、観光客で一杯です。駐車場は車が溢れ、皆さんソフトクリームを食べてます。確かに結構気温高かったので負けじとくしもと 蜜姫ソフトを頂きました。あっさりとしたお芋の甘さで非常に美味しかったです。
そして、車で着替えをピックアップして本日のお風呂を目指します。まあ、徒歩5分ほどなのですが。
ここのお風呂は少し変わっており、湯船が1人用のが2つしかなく前の人が出たら、おばちゃんがお湯を足してくれて次の人が入るというスタイルです。ここで20分ほど待ってからお風呂に入りました。檜の浴槽は凄く気持ち良かったです。そして近くのスーパーへ寄り、買い出しをしてからキャンプ場へ戻りました。
テントが倍以上に増えてます。通路みたいな場所にも張られており、キャンプブームというのを実感しました。
今時のスーパーでは1人用の野菜セットとか売ってるので大変助かります。もちろん、マグロが有名な和歌山なので、紀州のメバチマグロです!これだけでビールが進みます。その後はキムチ鍋から雑炊へ。ビールが無くなったので焼酎お湯割りへと勝利への黄金パターンです。 夜中に寒くなり湯たんぽを再度火にかけます。これがあるので夏用の薄いスリーピングバッグでも冬を乗り越えることが出来ます。
そして外へ出るとまたしても、満点の星空が迎えてくれます。快晴の天気が功を奏して、360度のパノラマです!!
そして、気がつけば朝を迎えていました。そうなると、今度は水平線からの日の出を見たくなりますよね?しかし、若干日の出までは時間があるので、昨日写真を撮り忘れてた本州最南端へ!
そうこうしてるうちに、結構人も集まり出してきたので、最高の日の出を拝むことが出来ました。
自分の中では、今年の初日の出なんじゃないかと思いました。せっかく起きたので、朝ご飯の用意もします。そして、やっぱり便利な世の中だな〜と。温めるだけでおでんが食べれるとは・・・。もちろん、食後のコーヒーも飲みましたが。
さっさと撤収して、潮岬の隣にある大島を経由してから車の元へと帰ります。しかし、後にして思えば先に車に戻っておけば良かったと後悔することになろうとは・・・。 島に渡る橋をフル装備で上り終わったのも束の間、目指す樫野釣センターまではひたすらアップダウンの繰り返し。目的地に着いて悩みに悩んだ挙句に頼んだのがこちら。
ぶりしゃぶ定食と最後まで悩んだんですが、お造りにも入ってるだろうと考え、お刺身定食。大変美味しく頂きました。そして、ここまで来たらヤケになります。そのままトルコ記念館を目指します。昔の人は良い事を言ったもんだと感心してたら、裏の灯台の横では桜が咲いてますよ。暖かいのですが、流石に2月に咲くものなんだろうかと?
最後は海金剛です。圧倒的なスケールと迫力で今回の締めくくりに相応しい場所でした。
2輪+4輪のバイクパッキング は自転車だけでは厳しい距離や、車の速度では発見しづらい場所などのお互いの良いところを引き出せる、新たな可能性なのではないかと感じました。
今回使用したギア類はこちらになります。
UPON Dorcus Tent https://www.kuwahara-bike.com/dorcus-tent
Woho X-Touring Handlebar Bag https://www.kuwahara-bike.com/x-touring-handle-bar-bag
Woho X-Touring Saddle Bag https://www.kuwahara-bike.com/the-x-touring-saddle-bag
Woho X-Touring Top Tube Bag https://www.kuwahara-bike.com/the-x-touring-top-tube-bag
Woho X-Touring Almighty Cup https://www.kuwahara-bike.com/the-x-touring-almighty-cup
Woho X-Touring Anti Sway Saddle Bag Stabilizer https://www.kuwahara-bike.com/saddle-bag-stabilizer
d.o.m. Gorilla Cage https://www.kuwahara-bike.com/dom-gorilla-cage
d.o.m. Gorilla Bag https://www.kuwahara-bike.com/gorilla-bag
Trigo Basic Edition https://www.kuwahara-bike.com/basic-edition
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