〜<天下の名城・姫路城>〜
さて、次なる目的は天下の名城と名高い姫路城です。明石からおよそ40キロほど離れており、相変わらず国道2号線をひたすら漕ぎます。途中で何度か渋滞してる区間がありましたが、自転車だとスイスイ走れるのでストレスが少ないですね。
別名(白鷺城)とも呼ばれる姫路城ですが、日本で天守閣が現存する12天守の一つで法隆寺と一緒に1993年に世界遺産に登録されたそうです。大阪にも有名な大坂城がありますが、こちらは12天守ではないみたいです。
当日は素晴らしい快晴の天気に恵まれ、その美しい白さが際立っています。駐輪場に自転車を停めて写真に収めたのがこちらですが、最近のスマホの写真は素晴らしいですね・・・。
そして、城内を拝観するんですがその大きさや、作りの細かさ等目移りしてなかなか先に進めません。あんまりのんびりする訳にもいかないのですが、せっかく来たのに見ないともったいない気がして。
初めて姫路城も天守閣まできっちり登り、入り口に戻ってくるときに初めて知ったのですが、ここに「お菊の井戸」があるんですね!!
播州皿屋敷で有名なあの「1ま〜い、2ま〜い」と数えるアレです。まさか姫路城の中にあるとは思いませんでした。本当はもっとゆっくり、じっくり見たかったのですが後ろ髪を引かれる思いで、先を目指します。
〜<牡蠣の名産地・相生・赤穂>〜
国道2号線を更に西に進みます。すると、今回の宿泊地である相生の文字が看板に出てきました。チェックインを先にしようかとも考えたのですが、そうすると目的地である赤穂に行きたくなる気がして、ホテルを横目にここからは国道250号線で南西へ進みます。
暫くすると(道の駅あいおい白龍城)が出てきました。なんか中国風の建物で白龍を(ベーロン)と読むんですね。ここで軽く休憩し、赤穂の牡蠣小屋の情報をチェックします。するとここで驚愕の事実が・・・。営業時間が夕方16時まで。現在15時半。後30分しかありません。そして困ったことに、西相生を過ぎたくらいから峠道になるんです
ここで少し考えます。仮にダッシュで閉店前に店に着いても食べる時間が無い。更に、脚も体力も結構限界に近い。玉子焼き20個食べておいたのでここまで頑張れたのかもしれません。そして困ったことに、ここの道の駅でも牡蠣が食べれる!
はい、答えは簡単ですね。焼きたての新鮮な牡蠣を頂きます。しかも1つオマケして貰えました。とりあえず、第1のミッションは達成したので第2のミッションのために、赤穂を目指します。
国道250号線は片側1車線で路肩も狭く、それでいて結構な交通量があります。だから、のんびり登る訳にもいかず殆どスタンディングで頑張ります。速度はもちろん遅いんですけど(汗)
結構な向かい風の中、なんとか赤穂城跡に辿り着きましたが、本丸への入園は16時まで。現在の時刻は16時5分・・・。はい、またしても間に合いませんでした(涙目)
そして夕暮れが近づくにつれて、気温も下がってきます。仕方がないので、第2のミッションを遂行するためにペダルを漕ぎ出します。
〜<絶品の牡蠣ラーメン>〜
播州赤穂駅前の商業ビルの中にある<麺坊>で食べれるという、冬季限定のかきらーめんが第2のミッションです。夕食前の微妙な時間であるために並ぶことなく入店が出来ました。
当然かきらーめんを注文するのですが、かきの唐揚げを注文するのはグッと我慢しました。
何故ならまだホテルに行く必要があるからです。
暫くすると運ばれてきた、かきらーめんですがスープの香りが既に牡蠣の良い香り。そしてスープを一口すすると「あ〜〜〜〜美味い!」スープ自体にも牡蠣のエキスが程よくブレンドされており、スープがよく絡むちぢれ麺!そうそう、ここの牡蠣は赤穂ではなく、坂越の牡蠣だそうです。
スープを飲み干したいのを我慢して、お会計。そして、外はすでに暗くなり始めてるので、前後のライトをオンです。そして、またあの250号線を引き返してホテルへと向かいます。心の中で「ちくしょ〜赤穂でホテル取っておけば良かった〜」と叫びながら。
〜<駅前のホテル東横イン>〜
とりあえず、辺りは既に真っ暗なんですがホテルの光が煌々と輝いています。ホテルの前で輪行袋にバイクを詰め込み、チェックイン。
部屋に入ると、とりあえずはシャワーを浴びて汗を流します。家を出発して約11時間。そりゃ汗だくにもなりますよね、天気も良かったし。
そして、ここで最後のミッションに取り掛かります。そうまだ食べてませんね、カキフライ。まだ、飲んでませんね、ビール!!ホテルの近所の居酒屋さんを見つけて先ずは喉を潤します。
「あ”ぁぁぁぁ〜〜〜」って声にならない満足感と一口で半分無くなるビール・・・。お腹が空いていたので(さっきラーメン食べたのは忘れた)、ここはカキフライ定食!ここも牡蠣はプリプリで大きかった!
その後は、ホテルに戻って1人で安定の部屋飲み。そして、いつもの寝落ちをメイク。
次の日はホテルの朝食をいただき、チェックアウトして駅前のコンビニでお土産を購入し、持参したバックパックへ詰め込みます。そしてそのまま電車へ乗り込み、一直線で自宅の最寄り駅まで!線路脇の国道2号線を眺めながら、「昨日はここを漕いできたんだな〜」なんて感慨に耽ってると眠くなってきます。
今回はバックパックを背負わないお手軽な自転車ツーリングだったので、身体への負担はかなり少なかったです。是非、皆さんもサドルバッグやフレームバッグを使って自転車の旅行を楽しんでみては如何でしょうか?
今回利用したWoho X-Touring Frame Bagには輪行袋や、ワイヤー錠、工具、チューブ、財布などを入れており、直ぐに取り出すことが可能です。(画像をクリックすれば商品ページに飛びます)
また、衣類やバックパックを入れていたWoho X-Touring Saddle Bagは簡単に着脱が可能で、簡単な防水性能もあり普段使いでも重宝します。
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