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Takashi Kuwahara

1年ぶりのバイクパッキングでのキャンプ


気がつけば、最後にバイクパッキングスタイルでキャンプに行ってから1年が経過していました。コロナの感染者も落ち着いており、チャンスは今しかない!と装備を詰め込み、京都にある<くつわ池自然公園キャンプ場>を自宅から目指します。


キャンプ場へ行く道中は途中から立ち寄りポイントが殆どないので、今回は自宅の近くを幾つかご紹介です。


ー郡山城跡ー


実は高校時代は3年間通ってたにも関わらず、ほとんど訪れたことが無かったという(汗)

桜の季節はお城祭りが催され、綺麗な満開の桜で多くの観光客が来場します。「続日本100名城」(財団法人日本城郭協会)に認定されているらしいです。また、年に一度開催される

「ちんゆいそだてぐさ」という現代工芸フェアの会場としても使われており、私も毎回見に行ってます。


ー薬師寺と唐招提寺ー


そしてお次は世界遺産にもなってる薬師寺と唐招提寺へ。どちらもサイクリングロードの直ぐ近くにあるので、車で移動するよりかなり楽ですね。

しかし、こちらは人気スポットのため修学旅行の学生さん達がゾロゾロと歩いており、とても拝観できそうもなく、そそくさと移動します。そういえば奈良県といえば、奈良公園の鹿やお寺などをイメージされる方が大半だと思いますが、古墳もそこら中にあります。この前は某テレビ番組でも紹介されていました。写真は宝来山古墳です。


ー平城宮跡ー


そして、お次はだだっ広い原っぱが広がる、平城宮跡です。歴史の授業で習ったと思いますが、710年に藤原京から遷都されたのでご存じだと思います。大仏で有名な東大寺や、五重の塔で有名な興福寺、先ほど登場した薬師寺や法隆寺も同じ時代に建てられたようです。そして、その頃の建造物が今でも残ってるのは凄い事ですね。

しかし、当時の日本の中心だった都の遺跡の中を近鉄電車が走ってるのは異様な光景に見えるかもしれませんが、昔から普通に見てた自分としてはどこがおかしいのか訳が分からないのですが・・・。


そんな平城宮跡も、最近は朱雀門や太極殿が復元されており、僅かばかりですが当時の面影を見ることができます。もちろん平城宮跡の北側にも古墳群があり写真は市庭古墳です。


ここから先は何も無いので(ちょっと語弊がありますが)、一気にキャンプ場まで走ります。


今回一番驚いたのは、近くのスーパーで買い物をしたのですが、まさかソロキャンプなのに5000円近くも使うとは思いませんでした・・・。(6割以上酒代)


ーくつわ池自然公園キャンプ場ー


目的地のくつわ池自然公園キャンプ場は京都の綴喜郡(つづきぐん)宇治田原町にあり、日本緑茶の発祥の地らしいです。道中に看板があるのですが、毎回登りの最中にあるので写真に納める気力がありません。

入り口でチェックインを済ませ、重たい薪を一束購入し、なんとか自転車でキャンプ場まで運び、さて設営!と思ったらまさかの雨です・・・。今更帰るわけにもいかず椅子がわりに持ってきたハンモックで今回は寝ることにしました。ハンモックだと地面の影響もうけないので地面が斜めでも、石が転がっていても関係ありません。もちろん、木がなければ使えませんが・・・。


UPONの<3G Bivy>テントは今回出番がありませんでした。せっかく持って来たのにな〜と落ち込んでいても仕方がないし、それよりもお腹は空いてますのでサクッとランチにします。

先ほど、購入した黒毛和牛のカルビを塩胡椒で味付けして焼きます。油が物凄く出てるので、これは焚き火&グリルでやるべきだったか?とちょっと考えましたが、そもそも火を起こすために用意が出来てないので、これは仕方ないかと言い聞かせます。


天気の方は晴れたと思ったらまた雨になったり、もう諦めてハンモックでユラユラしておきます。

そうそう、今回の装備ですがこんな感じです。

<Woho X-Touring Handlebar Bag>にはテーブル、焚火台、グリル台、タープ用ポール(今回出番無し)、ペグ一式、ガイライン一式、シュラフカバー、枕などが入っています。


<Woho X-Touring Full Frame Dry Bag>には<UPON 3G Bivy>テントとグランドシートやチューブ、携帯工具が入っています。(今回出番無し)


<Woho X-Touring Saddle Bag>にはコッヘル、バーナー、カトラリー、エアマットが収納されています。


<d.o.m.Gorilla Bag>の中にはハンモック一式、Gorilla Cageで、反対側の<Gorilla. Cage2>にはシュラフが積載されています。


これ以外にもモバイルバッテリー、ipad、湯たんぽ、着替え、ダウンジャケット、食料や飲み物等が入った35Lのバックパックを背負っています。やはり冬場は荷物が一気に増えますね。


ー焚き火から夕食へー


雨もどうやら止んできたみたいなので、薪をバトニングしていきます。ある程度バトニング出来たら、残りの薪はハンドソーで半分に切っていきます。(マキの方が焚き火台より長いので)

どうも自分は不器用なのでフェザースティックは下手くそですが、良いんです火さえ点いてしまえば!そしてあっという間に日が暮れてきて、気温も一気に急降下してきました。寒くなるのを見越して、本日は生姜鍋でポカポカ作戦です。

寒いと言ってもそこは喉が渇きますよね?そうなると、先ほど購入した500mlx6本を頑張って消費しないといけない訳です。そんな感じでアツアツの鍋を堪能しつつ、キンキンの(外気温のせいで勝手にキンキン)ビールを流し込んで胃袋を満たしていきます。そして鍋の〆はもちろんラーメンで!

夕食後はせっせと薪をくべて、火を灯し続けます。自転車なので薪を持って帰ることもできず、それよりも外がメチャクチャ寒いです。それなのにビールを6本飲まないといけない状況にしてしまった、自分の愚かさたるや・・・。


焚き火が鎮火したのを見届けてから、歯磨きをして寝床に入ったのは22時を回った頃でした。当然、自転車での移動の疲れと大量のアルコールのお陰で、気を失うように眠りへと落ちていったのであります。


ヌクヌクのシュラフのおかげで朝の6時半まで爆睡し、その後は濡れた(昨日の雨と夜露のせい)タープなどを天日で乾かしながらのんびりと撤収し、朝の9時ごろにキャンプ場を後にしました。


そんな感じで、雨にも降られメチャクチャ寒かったのですが、非常に楽しいバイクパッキングのキャンプを過ごしてきました。


やはりバイクパッキングのキャンプは、車では味わえない積載量と積載位置、体力と気力を自分を見つめながら、正解を見極めることが楽しいのではないかと感じました。


今回の装備品の商品ページのリンクを貼っておきますので、詳細に関してはそちらでご確認ください。













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